仮に、日中間の尖閣諸島を巡る問題について知らない人がいるのであれば、この機会に知っておくべきかもしれません。
今この瞬間も、日本の領海である尖閣諸島周辺の海域を中国船が侵犯しています。
そして、海上保安庁が日々睨み合ってくれているのです。
「たかが無人島」かもしれませんが、尖閣諸島の占領を許せば中国の侵略行為はエスカレートしていくという事を忘れてはいけません。
中国が尖閣諸島をなぜここまで欲しがるのか、せめてその理由を知っておくべきです。
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尖閣諸島なぜ欲しがる?中国が侵略したい理由は
引用:Twitter
中国が尖閣諸島を欲しがる理由は、尖閣諸島を自国の領土にできれば主に経済的・軍事的な面で効果が得られるからです。
中国が尖閣諸島を侵略したい理由を、詳しく説明していきましょう。
豊富な魚や海底資源
引用:Twitter
尖閣諸島周辺の海域は、大型のマグロやカツオが獲れる重要な漁場です。
13億人以上の国民を抱える中国は、食糧や労働の確保の為にも尖閣諸島周辺を自国の領海及びEEZ(排他的経済水域)にしたいと考えています。
尖閣諸島を自国の領土にできれば、領海から200海里までをEEZ(排他的経済水域)にすることができるのです。
そうすれば自由に尖閣諸島周辺で漁業や採掘ができ、自国の食糧確保や輸出といった大きな経済的効果が得られます。
尖閣諸島近辺の海底には、豊富な天然ガスや石油が眠っている可能性があるといわれています。
そういった事からも、EEZ(排他的経済水域)の拡大は非常に重要な意味があるのです。
軍事的効果(安全保障上)
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尖閣諸島を自国の領土にして領海やEEZを拡大する事は、中国にとって安全保障上大きな意味があります。
中国が太平洋に出る際には、沖縄や尖閣諸島があるため狭い進路を通らざるを得ないのです。
そうすると、常に日本などからの監視の目は避けられませんし、海上を封鎖されて通れなくなる可能性もあります。
また、米軍が常駐している沖縄や台湾にも近い尖閣諸島を支配する事によって、日本・アメリカ・台湾などの各国を牽制する事も狙いです。
尖閣諸島を軍事的拠点にできれば自国の海洋戦略の幅は広がり、他国の軍事活動を制限する事が可能になります。
尖閣諸島にミサイルが配備されると、日米の戦闘機にとって大きな脅威となるかもしれません。
さらに、中国の東沿岸とは違って尖閣諸島近海は水深がかなり深い為、潜水艦での活動も容易になります。
尖閣諸島を自国の領土にする事によって、軍事的に様々なメリットが得られるのです。
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まとめ
引用:Twitter
中国は尖閣諸島を支配する事によって経済的・軍事的なメリットが多々あるため、できれば自国の領土にしたいと思っているのです。
中国船による尖閣諸島周辺での活動が活発になる中、いつ尖閣諸島を占拠されてもおかしくないという懸念があります。
尖閣諸島を奪われるという事は、国を奪われる事に繋がるという危機感を国民ひとりひとりが持ち、様々な声を上げていく事が大切です。
引き続き尖閣諸島問題について、中国の動向や日本の対応を注視していきましょう。