インターネット上の仮想空間『メタバース』では自宅から出る事なく他の人と交流したり、ショッピングや仕事などを楽しめます。
とはいっても、メタバース内でどのような仕事をしてどのくらいの給料がもらえるのか、なかなかイメージが沸かないのではないでしょうか。
この記事ではメタバースの仕事や給料、メタバース内で働く方法について紹介します。
メタバースにはどんな仕事がある？給料は？
メタバース内でできる仕事として、現時点で代表的な仕事を紹介します。
基本的に自宅でVRゴーグルをつけ、メタバース内でアバターをまとう形で勤務するものが多いです。
メタバース内の店やイベントでアバタースタッフとして接客
メタバース内でアバタースタッフになり、慣れていない人に操作や楽しみ方を教えたりイベントの誘導・接客などをします。
2021年にメタバースで開催された『バーチャルマーケット2021』では実際に、数百名のアバタースタッフが集まりました。
求人サイトの『メタジョブ』に掲載されていた仕事ですが、給料については「謝礼の形で支払い」と記載されています。
アバタータレント（Vtuber）
バーチャルキャラクターとなり、ユーザーと交流したり歌ったりします。
知らない人とコミュニケーションを取らなければなりませんが、バーチャルキャラクターを介して話すので安心です。
求人サイトの『メタジョブ』に掲載されていたVtuberの仕事は、時給1,100円〜3,500円となっていました。
高校生向けVR課外授業ファシリテーター
高校生のVR空間での学習や議論が円滑に進むようにサポートします。
こちらも求人サイト『メタジョブ』に掲載されていましたが、給料は非公開になっていました。
メタバース関連の仕事にはどんなものがある？給料は？
先述した仕事以外にも、自宅でできるメタバース関連の仕事を紹介します。
3D CGモデル制作・販売
企業やユーザーがメタバース内の家・施設などを作る際に使う、食べ物やインテリアの3D CGモデルを作って販売するクリエイターもいます。
メタバースの空間作りにおいて3D CGモデルは需要が高く、美味しそうなスイーツ・楽しそうなBBQの3D CGモデルなどが人気を集めています。
人気クリエイターのイカめしさんは、月40万～80万円ほどの収益があるそうです。
メタバースイベントの企画や制作
VR企業に属し、様々なイベントを運営します。
仕事も会議も自宅にいながらできる為、会社に出勤する必要はありません。
VR企業の中でも特に、2018年に設立された『HIKKY』がメタバース上のイベント運営に力を入れています。
『HIKKY』の給与は、仕事内容や実力によって差が大きいため公表はされていません。
しかし、優秀な人材であれば数千万円の報酬があると思われます。
メタバース内の景観デザインや設計
こちらも、主にVR企業に属する仕事です。
しかし、優秀な人なら個人で仕事を請け負って活躍できるため、収入の面は計り知れません。
メタバースイベントに楽曲を提供
メタバースで開催されるイベントにオリジナルの楽曲を提供します。
作詞・作曲ができないといけませんが、活躍する人気クリエイター『AUAUA』さんは1曲あたり数万円〜数十万円のギャラをもらっているそうです。
メタバース内で仕事する方法や求人は？
メタバース内で働きたいと思ったら、まずは求人情報を調べてみましょう。
求人サイトの中でも特に、デジタルワーク専門の求人情報サイト『メタジョブ』が注目を集めています。
報酬については、面談の際に謝礼額が分かる案件が多いかもしれません。
また、メタバースで働くチャンスは求人への応募だけでなく、SNS上やメタバース上にもあります。
TwitterやYouTubeなどで目にとまった人がいればスカウトする企業もあるからです。
メタバース上で遊んでいる中で知り合い、仕事を手伝うようになる場合もあります。
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まとめ
仮想空間とはいえ、メタバースでも様々な仕事に携わる事ができます。
中には高いスキルや知識が必要な仕事もありますが、優秀な人であればお金を稼ぐ可能性は無限大です。
自宅にいながら仕事できるため、副業としても稼働できます。
メタバースは将来性が高い市場のため、今後はメタバースでお金を稼ぐ術を模索しておいた方がいいかもしれません。
