イーロンマスクのTwitter買収による影響は?Twitterは今後どう変わる?

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2022年4月25日、アメリカの『テスラ』『スペースX』のCEO・イーロン・マスクさんが、アメリカの大手SNS企業『Twitter』社を買収する事が発表されました。

およそ440億ドル(日本円で約5兆6000億円)もの額でTwitterを買収したイーロン・マスクさんは、Twitterをどのように変革していくのでしょうか。

イーロン・マスクさんがTwitterを買収した事によって、どのような影響が出てくるのか気になります。

考えられる影響や、Twitterが今後どう変化していくのか調査しました!

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イーロンマスクのTwitter買収による影響は?

イーロン・マスクさんがTwitterを買収した事によって与える最大の影響として、Twitter上での『言論の自由度』が高まる可能性が高いです。

2022年4月25日、イーロン・マスクさんは「言論の自由は民主主義が機能するための基盤であり、Twitterは人類の未来にとって重要な事柄が議論されるデジタルな街の広場である」と発言しています。

イーロン・マスクさん自身も2009年にTwitterアカウントを開設し、事あるたびに批判ツイートや賛否を求めるツイートを投稿してきました。

確かに言論の自由度が高まれば、議論は具体的かつスムーズにいくはずです。

しかし、言論の自由度が高まる事で差別的・暴力的な投稿が増える事も懸念されます。

投稿の監視や取り締まりを、どの程度まで緩和するのかが課題となりそうです。

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Twitterは今後どう変わる?

イーロン・マスクさんが買収した事によって、Twitterは今後どのように変わっていく可能性があるのかまとめました。

Twitter社が非上場企業になる

もともと上場企業だったTwitter社ですが、イーロン・マスクさんが買収した事によって非上場企業化します。

非上場企業になる事によって、経営者の意向が経営にそのまま反映されやすくなります。

イーロン・マスクさんはTwitter社を自分の思い通りにコントロールしやすくなるという事です。

Twitterのアルゴリズムが変わる

イーロン・マスクさんが求める”言論の自由化”に伴い、Twitterのアルゴリズムが『オープンソース』に変わる可能性が高いです。

イーロン・マスクさんは過去に「Twitterのアルゴリズムの事実上の偏りが、公共の言論に大きな影響を与えることを心配している」と発言しています。

また、イーロン・マスクさんがTwitter上で「Twitterのアルゴリズムをオープンソース化すべきか」という投票を行った際には82.7%もの人が賛成だと答えていました。

現在であればTwitter上で違反投稿や過激な発言をすれば、削除されたりアカウント停止・凍結になります。

アルゴリズムが『オープンソース』に変われば、それらの投稿が削除される事なく皆が見れるようになるかもしれません。

仮に悪質な投稿に対しペナルティが与えられたとしても、アカウント凍結などはなく”時間制限”を設けたアクセス禁止などのペナルティになるといわれています。

アカウント凍結されTwitterから追放されたアメリカのドナルド・トランプ元大統領も、再びTwitterで罵る日が来るかもしれません。

ツイート編集機能が追加される

イーロン・マスクさんは2022年4月5日、Twitter上でフォロワーに「編集ボタンは必要ですか?」と質問していました。

現在は、すでに投稿してしまったツイートの間違いを修正する機能はありません。

これまで多くのTwitterユーザーの間で、投稿したツイートを編集する機能の追加が望まれてきました。

もちろん、編集機能が追加される事によって利便性は格段に上がります。

一方で、ひとりがツイートした投稿が他者に複数リツイートされた後、ツイート内容を変える事ができるというのは懸念すべき点ではないでしょうか。

便利な反面、悪質な事をする人が出てくる可能性も否めません。

そういった懸念もあり、編集機能の追加は慎重に検討されています。

全ユーザー認証・スパムボット削減

現在Twitter上には、実在の人物になりすました『ボット』が多く潜んでいます。

イーロン・マスクさんはTwitterで「もし我々のツイッター入札が成功したら、スパムボットを打ち負かすか、死ぬかだ!」と宣言していました。

その為に「実在する人物はすべて認証済みにする」という考えも示しています。

社名が『Titter』になる?

現在は削除されていますが、イーロン・マスクさんはTwitter上で社名の『Twitter』から『w』を省いた方が良いか、賛否を求めるツイートを投稿していました。

単なる思いつきやジョークかもしれませんが、社名が今後『Titter』に変わる可能性はあります。

Twitterが有料化!?

情報が少ないので詳しくわかっていませんが、Twitterの利用料が”月2ドル以下の定額制”になるという情報があるのも事実です。

月2ドル以下だと、日本円で月額が大体250円以下という事になります。

ただ、本当に今現在使っているTwitterが無料で使えなくなるのか、それとも有料で使えるプランやオプションが増えるだけなのかはまだ詳しく分かりません。

アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドではすでに『Twitter Blue』というTwitter有料版が配信されています。

『Twitter Blue』の月額料金は350円なので、”月2ドル以下の定額制”に少し近いです。

Twitter有料化というのは『Twitter Blue』のサービスが世界で開始されるという事を表現している可能性もあります。

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まとめ

イーロン・マスクさんがTwitterを買収した事で、今後様々な影響や変化が見込まれます。

ユーザーにとってメリットばかりの内容にはならないかもしれませんが、サービスの内容や利便性などが大きく変わるのは間違いないでしょう。

今後のTwitterがどう変わっていくのか、イーロン・マスクさんの動向に注目です!