2023年7月時点で、史上初となる”無敗”の4階級制覇という偉業を達成したプロボクサーの井上尚弥さん!
その衝撃的な最強ぶりや、それでいて謙虚な姿勢は多くのファンを魅了しています。
ボクシングに興味が無かった人の中にも、井上尚弥さんの活躍をきっかけに見るようになったという人はいるのではないでしょうか。
そんな”モンスター”井上尚弥さんが強い理由を徹底調査しました!
今や負け知らずの井上尚弥さんですが、過去には衝撃的な敗北もあったのです。。
井上尚弥なぜ強いのか?理由は?
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数々の猛者たちを沈めてきた井上尚弥さんの、強さの秘密に迫りました。
「自分に満足しない」向上心や自信
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井上尚弥さんは過去のインタビューで強さの秘訣を聞かれて、「自分に満足しないことが大切」と答えています。
2022年6月にドネア選手を倒し3団体王座統一した際にも、「まだ強くなる。今がピークではない」とコメント。
高校卒業後に大橋ジムに所属する際にも、「強い相手としかやらない」と言って入所したのだとか。
自分よりも強いか互角の相手と闘う方が、自分の力を極限まで引き出せるそうです。
井上尚弥さんにとっては重圧さえも、モチベーションを高める要素でしかないのでしょう。
それだけ自信があるのかもしれませんが、常に強気の姿勢でいる事で自身にムチを打っている部分も感じられます。
自信がありながらも自分に満足しない事が、井上尚弥さんの謙虚な姿勢に繋がっているのでしょう。
そして、どんな時も平常心を忘れない事なども含め、井上尚弥さんが精神的にタフな事がうかがえます。
試合を支配する能力
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井上尚弥さんは試合を自分のペースに持ち込んで、勝てる流れを作っていく能力に長けています。
1R目は動きが少し硬く、様子をみているように見えることもありますが、それ以降は相手を自分のペースに引き込んでいる印象が強いです。
それがうまくできないボクサーは、相手のペースに合わせつつ隙を見ながら攻撃を狙うといった試合運びになりがちです。
間合いを絶妙にコントロールしながら、攻め込むべき時は畳み掛け、引くべきときは引く。
そして数ある攻撃パターンを状況に合わせて駆使し、相手の反応もみながら変えていくのです。
そのため、対戦相手によって全く違うボクシングをみせてくれるというのも、井上尚弥さんの魅力です。
井上尚弥さんが相手のペースに飲まれながら試合を進める姿は、これまでほとんど見たことがないのではないでしょうか。
重いパンチ
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KOを量産してきた井上尚弥さんは、やはり”パンチが強い”というイメージがあります。
2014年12月に行われたWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで、王者だったナルバエス選手から2Rで4度のダウンを奪って井上尚弥さんがKO勝ちした際のこと。
勝利した井上尚弥さんでしたが、相手陣営からは「グローブに鉛か何か仕込んでいないか確認しろ!」とクレームが。
王座を27回も防衛していたナルバエス選手が、4度もダウンを奪われ無残な負け方をした事が信じられなかったのです。
もちろん、井上尚弥さんはグローブを外して潔白を証明しています。
ナルバエス選手は対戦後、井上尚弥さんのパンチについて「2階級ほど上の選手のようなパンチだった」と語っていました。
井上尚弥さんのパンチはそれほどまでに衝撃的なのです。
しかし、驚くことに井上尚弥さんは、単にパンチ力が特段強いという訳ではないのだそう、、
井上尚弥さん自身も、「パンチ力でいえば、自分と同じ階級でももっとパンチ力のある選手はいる」と語っています。
井上尚弥さんは、急所にピンポイントでパンチを当てる技術がズバ抜けているのです。
そのため、たとえ他のボクサーよりパンチ力が劣っていたとしても絶大なダメージを与える事ができます。
簡単に聞こえますが、これは果てしない反復練習の賜物なのでしょう。
急所に当てる技術だけでなく、井上尚弥さんは下半身の力をパンチに乗せる技術や体幹が優れています。
通常であれば半年はもつリングシューズですが、井上尚弥さんのシューズは1ヶ月ももたないといわれています。
それほど、下半身の力を逃がす事の無いように足を踏ん張っているという事です。
井上尚弥さんの左ジャブは「右利きのボクサーの右ストレートぐらい強い」といわれていて、いわば”二刀流”な訳ですから相手からすれば非常にやりにくいのだとか。
トレーニングとして登り坂で自動車を押したりしているそうですから、体幹含め強靭な肉体である事にも納得です。
父の存在
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井上尚弥さんは、小1の頃から元アマチュアボクサーの父・真吾さんにボクシングを教わってきました。
父・真吾さんが井上尚弥さんを大橋ジムのもとで本格的に習わそうとした時、井上尚弥さんは「父と始めたボクシングであり、父との信頼の方が厚い」と言ったそうです。
そのため、井上尚弥さんは父・真吾さんと一緒に大橋ジムに入所しました。
現在に至るまで、父・真吾さんが井上尚弥さんの専属トレーナーを務めてきているのです。
井上尚弥さんは父・真吾さんに絶大な信頼を寄せていて、親子で壁を乗り越えて夢を掴んできました。
アマチュア時代に、セコンドに父・真吾さんがいない試合では負けてしまったという経験もあります。
井上尚弥さんはそれほど父・真吾さんを信頼していますし、父親であれば王者となった井上尚弥さんに対しても厳しく、そして理解ある指導ができるはずです。
父と子の阿吽の呼吸で、これからも躍進を続けてくれるでしょう。
高い技術や体幹の強さ
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井上尚弥さんが過酷な練習をこなしているのはいうまでもありませんが、元々のセンスや練習で身に付けた体幹の強さ・高い技術力も強さの秘訣でしょう。
井上尚弥さんは決して、生まれながらの”天才”という訳ではありませんでした。
身体能力や動体視力が、他のボクサーより突出して優れている訳でもありません。
しかし、幼少期から父と取り組んできた様々なトレーニングによって、強靭な体幹が出来ています。
攻撃にしても防御にしても、強い体幹が必要不可欠です。
井上尚弥さんはそれに加え、距離感やタイミングのとり方、パンチやディフェンスなどの技術がずば抜けているそうです。
経験や感覚から相手の手筋を読む事にも長けていて、さらに相手の攻撃を避けながらパンチを打つという高度なテクニックも持ち合わせています。
もちろんこれらは、猛練習によって積み重ねてきた努力の賜物に違いありません。
井上尚弥が負けた試合がある?
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井上尚弥さんはプロ転向後は全戦全勝していますが、アマチュア時代の戦績は75勝6敗ですから負けた試合も存在します。
とはいえ、勝率は9割を超えているので当時から”モンスター”だったのでしょう。
井上尚弥さんがアマチュア時代に敗れた試合は以下の通りです。
・2010年のアジアユース選手権大会
準決勝まで勝ち進むが、イランのマスード・リギ選手に1対7で敗れる
・2010年の世界ユース選手権大会
3回戦目でキューバのヨスバニー・ベイタ・ソト選手に0対11で敗れるが、日本人では最高のベスト16入りを果たす。
・2010年(高校2年)のインターハイ
4回戦で西宮香風(兵庫)の野辺優作選手に判定で敗れ、ベスト8。
・2010年11月の全日本選手権大会
ライトフライ級決勝で駒澤大学3年・林田太郎に判定で敗れる。
・2011年の世界選手権大会
3回戦でキューバの選手に12-15で敗れてベスト16。
・2012年のアジア選手権大会
決勝でカザフスタンのビルジャン・ジャキポフ選手に11-16で敗れる。
この通り、負けた試合もありますが、井上尚弥さんは高校時代には”高校生初のアマチュア7冠”を達成しています。
2010年の全日本選手権大会で林田太郎さんに判定で敗れましたが、その後の2度の対戦ではいずれも勝利を収めました。
”負け”を経験して悔しい思いもしてきたからこそ、現在の井上尚弥さんがあるに違いありません。
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まとめ
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素人目線ではありますが、井上尚弥さんが強い理由を調べてまとめさせて頂きました!
ファンや有識者の方からすれば、「井上尚弥が強い理由はまだまだある!」と思われるかもしれません。。
これからも研究して参りますので、どうかご了承下さい。
今後の井上尚弥さんの更なる活躍に注目です!