”太陽フレア”なんて言葉は聞いた事が無い人もいるかもしれません。
しかし”太陽フレア”がもたらす影響は日本政府も危惧しており、2025年問題と言っても過言ではない程に現在注目されている話題です。
2025年7月の”太陽フレア”の現象や影響はどのようなものなのでしょうか?
また、大災害が予言されている”2025年7月予言”と関係はあるのでしょうか?
2025年”太陽フレア”問題について詳しく調査しました!
↓まず”2025年7月予言”について詳しく知りたい方はこちら↓
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太陽フレアとは何?
引用:Twitter
太陽フレアとは、太陽の黒点の周りで起きる爆発の事です。
温度が極端に低いため黒く見える”黒点”は、強力な磁力を持っています。
黒点の磁場の凄まじいエネルギーがガスに伝わった時、大爆発を引き起こすのです。
その爆発の規模は1万〜10万kmといわれており、温度は数千万度に達します。
太陽フレアはX線強度によって等級化されていますが、規模が小さい太陽フレアであれば日常的に頻発しています。
大規模な太陽フレアが発生した場合には、X線や電磁波などを含む”太陽嵐”が地球に到達するのです。
太陽は一定周期で活動が盛んになりますが、直近で最も太陽活動が盛んになるのが2025年7月頃だといわれています。
太陽フレアが引き起こす現象や影響は?
引用:Twitter
太陽フレアによって太陽嵐(磁気嵐)が地球に到達した場合、様々な影響を及ぼすと予想されているのです。
ただし、確実に起こると言う訳ではなく、”影響を受ける可能性が高い”という事です。
2022年4月に総務省が発表した報告によると、主に通信障害や停電、人工衛星や電力設備への障害などが懸念されています。
通信障害では無線や電話をはじめ、電波を用いた通信網に深刻な障害が生じるそうです。
スマホに通信障害が起こるのはもちろんですが、警察や消防の無線も繋がりにくくなります。
こうした障害が日中の数時間発生し、最長で2週間程度続く可能性があるといわれているのです。
船や飛行機、電車などの公共交通機関も深刻な影響を受けるでしょう。
また、人工衛星が太陽フレアの影響を受けた場合、天気予報やGPSの精度が大幅に下がると予想されています。
太陽フレアが引き起こす”磁気嵐”によって、広い範囲で停電が起こる可能性もあります。
地表の磁場が変化する事で、高調波対策がされていない電気施設や設備には過電流が流れて故障してしまう危険性があるのです。
そうなれば住宅や様々な産業に、多大な被害が及ぶでしょう。
太陽フレアによる人体への直接的な影響は無いといわれていますが、インフラ面においては深刻なダメージを受けそうです。
太陽フレアが引き起こした過去の影響
引用:Twitter
太陽フレアは、過去にも様々な被害を及ぼしています。
1859年
- 観測史上最強の太陽フレアが発生し、欧米で過電流による火災や通信障害が起きた
- 磁気嵐の影響で、普段オーロラが見れない世界各地でオーロラが見えた
1989年3月
- 強力な太陽フレアによってカナダの一部で9時間に渡る停電が起こり、600万人以上が影響を受けた
- アメリカでは変電所が過電流によって破壊されている
1994年
各国の人工衛星が被害を受け、通信・放送などに支障がでた
2003年
- 磁気嵐によって、スウェーデンの電力システムが影響を受けて1時間の停電が発生
- 各国の惑星探査機や人工衛星が正常に機能しなかった
2022年
スペースX社が打ち上げていた49機の通信衛星のうち、40機が消失
また、被害こそなかったものの、2012年7月には過去最大級の威力がある太陽フレアが発生しています。
幸いにも爆発のタイミングや位置がずれていた為、影響はありませんでした。
しかし、あと数日発生が遅れていたら地球を直撃していたそうです。
もし直撃していれば、経験した事の無い規模の停電や通信障害が起きていただろうといわれています。
太陽フレアへの対策は?
引用:Twitter
総務省は、太陽をコントロールしたり太陽フレアの発生そのものを防ぐ事は不可能だと発表しています。
そこで政府は『警報の強化』と『宇宙天気予報の精度向上』などによって、被害を最小限に抑えるという対策を進めています。
太陽の活動を24時間観察し、発生する太陽フレアの規模を等級化して発表する事を制度化していこうと考えているのです。
『宇宙天気予報』自体は1988年から開始されていますが、現在は必要な企業などが予報を受け取っているだけです。
今後は、通常の天気予報のように『宇宙天気予報』がテレビで毎日放送される時代がやってくるかもしれません。
また、個人でも停電や通信障害に備えて事前に対策しておきましょう。
物流が麻痺することを想定して非常食や水を備蓄したり、スマホ決済が出来なくなる事を想定して、現金を用意しておくなどの準備ができると良いかもしれません。
2025年7月予言と太陽フレアは関係ある?
引用:Twitter
漫画家のたつき諒さんが予知している2025年7月予言ですが、太陽フレアが起因するという可能性もあるのではないでしょうか。
2025年7月予言では、何らかの原因で津波が押し寄せるといわれています。
その”原因”がもし地震であれば、太陽フレアが深く関わる可能性は十分にあります。
イタリアの一部の研究者たちの間では、太陽フレアによる電磁波などは地震を引き起こすのではないかと考えられているのです。
また、日本の電気宇宙専門家・平清水氏もそのメカニズムについて詳しく唱えています。
2017年9月にメキシコでM8.2の巨大地震が起きる1週間前から、太陽が活発になり大きな太陽フレアが発生していたそうです。
そして11日後には、100km離れたところでM7.1の地震が起きています。
これらが、太陽フレアの影響による地震だと考える研究者たちがいるのは事実ですが、現時点では信憑性は高くありません。
太陽フレアと地震について、因果関係の有無が解明される日が来る事を願いましょう!
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まとめ
引用:Twitter
2025年7月に太陽フレアが発生する事が警戒されていて、政府も海外諸国も様々な対策を考えています。
過去にも太陽フレアによる被害の実例がある為、本当に起こるかもしれないという気持ちで準備しておいた方が良いかもしれません。
『2025年7月予言』との関連性についてはよく分かっていませんが、どちらも”2025年7月”に起こるといわれている点は興味深いです。
過剰に恐れる必要はありませんが、日頃から災害への備えはしておいた方が良いという事ですね。